天気に恵まれ富士山も拝め、急な下りも楽しめ、「たかちゃん食堂」も楽しかった!

         ~12月10日、高畑山・倉岳山。~

 

 7月2日に梁川駅から倉岳山に登り鳥沢駅に下山した。夏だけあって大月観光協会のご案内のように、沢沿いの登山道が涼しかった。12月のハイキングの下見だったのだが、目的は鳥沢駅周辺にある中華店の「喜楽」に入ることだった。この店、11時から13時までしかやっていない。だから梁川駅の出発も早い時間にして13時前に喜楽に入ることのできる計画とした。無事に喜楽に入れたが、少々、期待外れだった。10月13日に今度は梁川駅周辺を調べて、そば屋「たてる家」に入るのを目的に、鳥沢駅から高畑山に登り倉岳山まで歩き梁川駅に下山した。駅前で少し左に歩き「たてる家」に入った。「たてるや」と読む。ご主人に梁川駅から少し遠い「民宿やまみち」の評判を聞いたり、高畑山の「仙人小屋跡」の話をした。面白い店ではあると思う。一応候補に入れたのだ。10月24日(土)に梨の木平までバスで行き、扇山に登り、犬目丸で展望を楽しみ、犬目に下り、歩いて鳥沢駅に戻り、目的の「たかちゃん食堂」に入った。初めてたかちゃん食堂に入ったのだ。外に電光掲示板がチカチカしているので、どんな店だと思うが、ごく普通の田舎の食堂なのだ。この日は、某カルチャーのハイキングの下見を兼ねていた。それで、翌週も数人でたかちゃん食堂に入ったのだ。12月4日に山笑(やまにこ)プラスの下見をスタッフで行った。本番と同じコースを歩き、同じたかちゃん食堂に入ったのだが、このときはコロナ対策で店の中でも寒かった。それで本番で今年の4回目の高畑山・倉岳山となった。


     梁川駅からの倉岳山            沢沿いを歩く小野班         「水場」から登る幹事班

 前々日まで天気予報では「曇りのち晴れ」だったと思う。前日も同様だったが、当日の朝を迎えると大月方面は10時頃から晴れだった。8時前に駅に着いたら寒かったが晴れていた。梁川駅に参加者17名が集まった。スタッフは3人で、班長2人、サポーター1人とした。予定通りに8時50分に出発した。舗装道路を登山口まで歩く。一緒に歩いていた方に「どうしてコースを逆に変えたんですか」と聞かれた。前段に書いたように、下山後の寄り道を検討した結果、変えたのだ。鳥沢駅のすぐそばに「浜田屋」という少し品の良さそうな食堂があるのだが、14時までの営業なのだ。通常、ハイキングでは14時前には下山できないので対象外で幹事も入ったことがないのだ。

 

 登山口は10月13日のときまで工事中だった。入り口の吹きつけ斜面に歌碑がある。そこから登り始める。それまでやや勾配のある道路を歩いてきたので、みなさん警戒して、ここでストックをだされた方が多いようだった。ここから沢の入り口までは傾斜の緩い山道で軽快な道なのだ。みなさんと話をしながら歩いた。しばらく歩くと沢にぶつかり鉄パイプの階段がある。ここから沢沿いだ。一番最初に書いたが、沢の音と沢のために気温が下がり、暑い時期には気分がいい歩きを楽しめる。沢沿いだからゆるやかな登りになる。登山口から約30分で徒渉点に達する。岩伝いに渡渉するのだが、10月13日に上から下ってきて渡渉したときは水量が多く、渡るのに少々難儀した。今回は水量が少なく全く苦労しなかった。幹事の班がそこで休憩していると、後続の班がやってきた。この日は、2つの班はほぼ同時行動だった。

 


     立野峠までもう一息           倉岳山からの富士山         倉岳山までもう少し

 今度は沢の右側から歩き始めた。10月13日に上から下ってきたとき、沢にぶつかる地点にある「水場」から下の方には「トチノキ」の葉が絨毯のように敷き詰められていた。そして茶色に枯れているのだ。もうトチノキは見えなくなって、今度はあちこちにホオノキの葉が白い背中を見せていた。ある方が、どうして裏を見せている葉が多いのでしょうと質問を発したら、別の参加者が見解を述べられていた。なかなか愉快な参加者同士だった。この日は予想では気温が13℃程度でなかなか温かく快適だった。少し汗をかきながら「水場」に着いた。さきほどの休憩場所から30分もかからない。ここから立野峠まで10分程度しかかからない。すぐに後続の班が到着した。ここからが倉岳山の登りの本番だ。立野峠まで山腹を縫うように登ると前方に青空が見えてきて峠となる。立派な道標が立っている。休んだばかりなので給水のみの休憩とした。この日は、バスに乗るわけでも、電車の本数も多いので、少々遅れても問題はない。下を見たらズラズラ20人ほどが数珠つなぎで登ってくる。

 

 登山道に陽が差すようになり、一層、温かくなった。傾斜のゆるい道が続き快適に思えるのだが、大きめのピークを過ぎて、いよいよ最後の登りというところで休憩した。この先、休憩しやすい斜面がないのだ。そして登り始めると10分程度なのだろうが、ステップを確保するのに難儀する斜面となる。それを越えると楽になる。今回、幹事の後ろに快速の方が着いたので、ここで先頭は少しばらけたように思う。山頂に着くと富士山が見えていた。幹事の班が全員上がってきたので、集合写真を撮ってから、幹事は仮設トイレの設置に先に行くことにした。すぐ後ろを歩いていた後続班の班長に大きな声で伝えてから出発した。サポーターにお願いする予定だったが、諸事情で最後尾にいるので交代することにした。倉岳山の山頂から西側に尾根が続き、ドンと下る。下ると今度はやや南西に傾斜のゆるい尾根が続く、ここが仮設トイレを設置する適地なのだ。急いだので5分程度で到着し、立木が3本ある平らな場所を探し、シートを出した。100均の1,800×1,800のシートをガムテープで4枚つなぎ、カシメ穴に荷物紐を取り付けてある。この日は風もなく、10分程度できれいに設置できた。10分程度待っているとサポーターに引率を任せた幹事班がやってきた。順番に済ませたいただき、幹事班は出発した。さきほど説明した尾根から下ると穴路(あなじ)峠に至る。幹事は穴路峠から下る方は少ないだろうと思っていたが、結構、下っているようだ。高畑山、倉岳山の二つのピークを登るのは少しきついのかも知れない。

    倉岳山に到着(幹事班)

    高畑山からの富士山

 

 

      高畑山からの一番急な下り


 穴路峠(あなじ)では休憩せずに先に行く。まず少し登って天神山に。そこから下ってはじめはゆるやかな登りを歩き、最後は、胸突き八丁となる。幹事班でもやや遅れる方が出てきたが、山頂らしき場所に着き安心すると実はそこは山頂ではない。もう少し50mほど先なのだが登りではない。ニセ山頂で休憩したいという方がおられたので、少し休憩とした。高畑山に着いて、ここでも富士山が見えた。実は高畑山、倉岳山の両方で富士山が見られる機会はそれほど多くない。この日はラッキーだったのだろう。温かいので少し長めの休憩とした。すぐに後続班もシートを片付けたサポーターも追いついた。スマホを使って、高畑山の山頂で山笑(やまにこ)会のブログに書き込んだ。12時45分に全員での集合写真を撮り、下山を始めた。高畑山の下りは、まずやや北東に急な斜面を下り、それからさらに急斜面となりここが滑りやすいがこの日は乾燥しており問題なかった。それから少し緩い斜面となり「仙人小屋跡」となる。「仙人」とは実は「世捨て人」だったとは地元の「たてる家」ご主人の解説だ。そこから高畑山北尾根の山腹を巻きながらぐるっと歩いて「地蔵分岐」に至る。ここの手前で小休止した。

 

 地蔵分岐から約30分で小篠(おしの)貯水池のゲートに到達し、さらに30分ほどで鳥沢駅に着く。地蔵分岐からは小篠沢沿いの道を歩く。しばらくは快適な下りだが、貯水池の直前で歩きにくい岩ゴロゴロの道となる。岩ゴロゴロがなくなると貯水池だ。貯水池というが、幹事は水の貯まった小篠貯水池を見たことがない。予定通りゲートに着き、ストックなどを片付けていると、後続班も到着した。ここからは、百蔵山と扇山を眺めながら扇山に向かって歩く、百蔵山は左手側に見える。8時50分にスタートして、そろそろ14時半なので歩行時間が約5時間になるので、疲れも出てきて、車道歩きは辛い。中央線の地下通路を通って甲州街道に出て左に折れてしばらく歩いたら鳥沢駅だ。ここで皆さんを待って、一応解散とした。寄り道希望者でさらに5分ほど歩き「たかちゃん食堂」に入った。高畑山・倉岳山にご参加いただいたみなさん、ありがとう。たかちゃん食堂にお付き合いいただいたみなさん、もう一つありがとう。

 

参加者:17名(申し込み21名、キャンセル4名)

幹事:稲葉 力

スタッフ:小野 梨香、古谷 一祐