山笑(やまにこ)ハイキングのグレードについて

 前身の「にこにこハイキング」は2015年に始まりました。2019年からは「山笑(やまにこ)会」に名称を変更しました。それに伴い、一般向けを「山笑(やまにこ)ハイキング」、よりグレードの高いものを「山笑(やまにこ)プラス」の二本立てとしました。

 

 にこにこハイキングの頃、企画するハイキングは、里山ウォーキングレベルこそないものの、歩行時間2時間~3時間のごく軽いものから、標高差1,000m以上、歩行時間7時間程度の本格的なものまで幅広いものでした。ハイキング内容に歩行時間、標高差を明記しているので、目安はわかるのですが、初めて参加された方をはじめ、内容を理解しないで参加される方がいるのも事実でした。「にこにこハイキング」という名前も、緩やかなハイキングとのイメージを持たれやすいものでした。

 

 そのような参加者の指摘も受けて、各企画の内容を明示化する検討をしていました。最近は、登山指数なるものが評価されていますが、そこまではできません。とりあえず、歩行時間と標高差で判別する方法を考案しました。下の2枚の図を見て下さい。歩行時間と標高差で2019年度の企画案を位置づけました。最初の図にプロットしたのが「山笑(やまにこ)ハイキング」です。次の図が、<健脚向け>ハイキングである「山笑(やまにこ)プラス」です。

 

 一番上のグレードを(★★★★★)とし、一番下のグレードを(★)とします。スタンダードなハイキングは、原則★~★★★とします。(★★★~★★★★★)は、山笑(やまにこ)プラスとします。標高差が大きかったり、歩行時間が長かったり、宿泊があったり、岩場、積雪があったりするコースです。原則5人~15人程度で少人数で実施します。

 

 クラス分けはそのように進めていますが、山笑(やまにこ)ハイキング、山笑(やまにこ)プラスでは、このグレード表から大きく逸脱するハイキングは実施しません。ハイキングの標準コースであっても、参加者にとって危険が予想されるコースは採用しません。逆にバリエーションルートであっても安全が確実であればコースとして採用します。

 

【注意とお願い】

<一般向>「山笑(やまにこ)ハイキング」は、初めてご参加の方も歓迎です。ご自分の体力と技量で歩けると判断できる企画にご参加下さい。<健脚向>「山笑(やまにこ)プラス」は、「山笑(やまにこ)ハイキング」に参加した経験があって、幹事が参加者の力量を把握している方が対象です。「山笑(やまにこ)ハイキング」でなくても幹事が力量を把握していれば参加は可能です。安全ハイキングのためですのでご理解下さい。