稜線にはマメザクラが花盛り、バッコヤナギの花もあり、

  ルイヨウボタンまで歓迎してくれた。春の陽気に迎えられ、

     眺め良く、空気良く、温泉良く、楽しいハイキングだった。

       ~2023年4月13日(木)、今倉山・菜畑山~

 


久保幹事班の集合写真、今倉山山頂        送電鉄塔の下で           下山口に近いサクラの近くで

 下下見、下見は曇りで、富士山を見ることが出来なかったが、しかし、当日は好天に恵まれ、電車の車窓からも、雪を被った大きな富士山を見ることが出来た。都留市駅から2台のジャンボタクシーに分乗し、道坂隧道バス停に到着。トイレを済ませて、簡単な開会式をしてスタート。スタート地点ではバッコヤナギが花を咲かせ、ケヤマハンノキが生育していた。少し急な坂を登り道坂峠に到着。衣服を調整し、今倉山東峰山頂を目指す。

 


稲葉班の集合写真、今倉山山頂         菜畑山山頂           送電鉄塔に下って来る

季節が進み、春真っ盛り、マメザクラ(富士桜)がいたるところで、小さな花を下向きに、楚々と咲かせていた。又、キブシ、クロモジ、アブラチャン、ミツバツツジの花が共演していた。足元に目をやるとヒトリシズカ、タチツボスミレ、エイザンスミレ、ナガバノスミレサイシンなどが花を咲かせていた。又、カラマツの樹間に雪を被った富士山を見ることが出来た。急な登りが続いたが、花に励まされ、今倉山東峰山頂に予定の時間10:55に到着した。これからもアップ・ダウンの長い稜線歩きが続くので、少し早いが昼食をとることにした。すでに、先頭班は昼食を終え、出発の準備をしていた。お互いに班ごとの記念写真を撮りあった。


  幹事班が今倉山に登っている    スタッフが出迎え、今倉山     スタッフが補修した箇所の通過

昼食後、水喰ノ頭を目指した。アップ・ダウンを繰り返し、1時間後、水喰ノ頭に到着した。5分間休憩をとった後、菜畑山山頂を目指した。稜線は雪が多いのか、多くのブナが生育し、実を落としていた。皆で記念にブナの実を拾った。又、バッコヤナギが花を落としていた。フデリンドウ、ツルキンバイが花を咲かせ、ユキザサが蕾を付けていた。45分後、ようやく菜畑山(なばたけうら)山頂に到着した。ここで、10分間休憩をとり、今登ってきた今倉山など、山並みを楽しんだ。山頂にはミツバツチグリが花を咲かせていた。


・フデリンドウ                                               ヒトリシズカは終盤             下見でなかったルイヨウボタン

和出村バス停を目指して、下山した。そこそこ急な下りをマメザクラ、アブラチャンなどの花を楽しみながら下山した。電波塔のところで、林道に出た。林道歩きが少し続き、又、山道に入った。少し下ると開けた鉄塔のところにでた。素晴らしい景色だ。ここで山並みをバックに記念写真を撮った。しばらく下ると、カエデなど小さな苗木が植樹されているエリアにでた。鹿が多いのか1つ1つの苗木にネットが被せられていた。日がよく当たるので、ヒトリシズカが花を咲かせ、4枚の葉を輪生に開いていた。又、エイザンスミレが花を咲かせ、ルイヨウボタンが蕾を付けていた。


今倉山からの富士山(このときだけ)  稜線上からの今倉山東峰と西峰      温泉近くからの加入堂山

空沢を渡り、針葉樹林の中を下山すると、鹿柵があらわれた。鹿柵を出ると里の村だ。加入道山の手前に桜が咲いていた。絵になるので、後発隊の記念写真を撮った。しばらく下り、ニリンソウ、ミツバツツジ、ヤマブキなど花を楽しみながら、和出村バス停に到着した。ここから約1kmを歩いて道志の湯に到着した。若干登っていたので、少し辛かった。道路わきにエンレイソウが花を咲かせていた。道志の湯で入浴、飲食を楽しんだ後、ジャンボタクシーに分乗し、大月駅に16:45頃到着し、解散した。

 

 

お忙しい中、ご参加頂きました皆様、有難うございました。

 

・参加者:16名(申し込み18名、キャンセル2名)

・スタッフ:久保(幹事)、稲葉(班長)

・報告:久保(25年)