稜線に出ると富士山は頭を雲の上に出し、田貫湖は見えていた。

  一日中、絶妙の天気で美しい姿を見ることができた。アシタカツツジ、

    ヨウラクツツジ、マイヅルソウも見られた。予定より早く下山でき、

      カフェテリアで富士山を見ながらくつろいだ。~2023年5月25日(木)~

 

 長者ヶ岳・天子ヶ岳というよりは、休暇村富士は、東京圏からは遠いと思う。わたしの場合は、下見のときだって、横浜線淵野辺駅を534分に出て、富士宮駅に着くのが855分なのだ。新幹線で新横浜駅から三島駅まで行く方法があるが、いささか指定券代がもったいない。缶ビールがどれだけ飲めるかと思ってしまうのだ。920分に出るバスに乗り、休暇村富士には105分着だった。本番では512分発の電車に乗り、富士宮には825分に着いた。この電車に、参加者の方々もたくさん乗られていた。さらに、前日の24日が好天だというので、前泊された方も2名いた。前泊は最高に良かったそうである。

 

 さて、休暇村富士には、地元の方が車で来られていた。休暇村富士でトイレを借りて、いざ出発だ。ついでに書いておくが、休暇村富士は大変、客対応が良い。1014分に出発した。来る途中でバスの車中から見えた富士山は、頭が白く見えて、中ほどに雲がかかっていた。悪くてもこのままでいてくれと祈った次第だ。周回コースの山笑(やまにこ)隊も天子ヶ岳往復のゆっくり隊もともに1545分~16時に休暇村富士に戻り、カフェテラスで和んで1625分発のバスに乗る予定だった。


     長者ヶ岳の幹事班       長者ヶ岳で富士山を撮る(川原さん)    休暇村のカフェテラス(有田さん)

 駐車場を横切り、林道をしばらく右に歩くと林道の終点となり、左に登山口がある。ここから階段状の歩きにくい山道が15分ほど続く。それからやや急な山道になり、出発から30分ほどで稜線に着く。キャンプ場まで車で来た方々は、ここで合流することになる。稜線にはベンチがあり、ここまで来たら、一安心だ。富士山は相変わらず、白い山頂が輝いていた。田貫湖も見えていた。みなさん、疲れも見せずに先に進んだ。昨日、休暇村富士に泊まられた方が、「最高だった」と感想を述べておられた。山道にポツンポツンと3枚ほどの葉っぱ白いつぼみの塊がついたものが落ちていた。山頂について調べたら、アズキナシだった。咲き始めのものもあった。先に進むと、下見でも見た、ツクバネウツギが現われ、ギンリョウソウも登場した。長者ヶ岳に着く前には、マイヅルソウも見ることができた。山頂付近にだけ咲いているようだ。


    長者ヶ岳のスタッフ班          天子ヶ岳のスタッフ班        長者ヶ岳で休憩のスタッフ班

 長者ヶ岳の山頂には、テーブルもベンチもたくさんある。1215分に到着して20分の昼食休憩とした。長者ヶ岳でも展望は良かった。大体、富士山は反対側からの経験だと、朝、左側に雲がかかるとそれから2時間もすると頂部全体が雲で覆われる場合が多いのだ。こちら側から見えと、山頂付近の真ん中には「大沢崩れ」が明瞭に見える。ランチそっちのけで、マイヅルソウに写真撮影に余念のない方もいた。


稜線の最初のベンチの富士山(11時前)  長者ヶ岳山頂(12時半頃、高橋さん)    天子ヶ岳でアシタカツツジを撮る

                                             (川原さん)

 スタッフ班が先に出た。ここからはゆるやかにしばらく下り、30分ほど登ると天子ヶ岳の山頂だ。下見では、まだ地面には落下したシロヤシオの絨毯があり、上を見ると咲き残りがあった。本番では咲残りもなかった。しかし、アシタカツツジはまだ咲いていた。途中では、ササバギンランも咲いていた。歩いていると、山笑(やまにこ)隊のIさんがいて、別のパーティと談笑されている。何と、同じ山の仲間だそうだ。みなさん同年代のようでお元気で結構なことだ。天子ヶ岳の山頂に向かって歩くと前方から呼ぶ声がする。「アシタカツツジが咲いているよ」と呼んでいた。みなさんでアシタカツツジの花を観察されていた。そばには、何とヨウラクツツジが咲いていた。ヨウラクツツジは下見では咲いていなかった。天子ヶ岳の展望台に行く。ギリギリで富士山の頭が見えた。これで安心である。ここからスタッフ班は、結構急な山道を下り、最後の50分は林道歩きが待っている。「先に待っているよ」といって下って行った。


長者ヶ岳のマイヅルソウ(高橋さん)    ゴール後の富士山(有田さん)  天子ヶ岳途中のササバギンラン(高橋さん)

 わが班は、遅れてアシタカツツジを観察し、ヨウラクツツジの写真を撮って出発した。1332分に出発した。今度も20分ほど下り、ゆるやかに30分ほど登ると長者ヶ岳の山頂だ。多少疲れた方もいたようだが、行きも帰りもコースタイム通りの50分だった。途中で、長者ヶ岳で先にランチを食べていた方々とすれ違い話をした。「戻るんですか」と驚いておられた。彼らとは、休暇村富士でまた対面した。長者ヶ岳からは、まだ富士山は見えていた。給水して下り始めた。以降は、淡々と下るのみだ。稜線のベンチまでは、ゆるやかに下る。ベンチから右に曲がり、やや急になる。足が疲れた頃に、林道の登山口に着いた。1547分頃だった。林道を歩いて、休暇村富士に入ったのは1555分頃、中のカフェテラスではめいめい、富士山を眺めながらくつろいでおられた。スタッフ班は1535分に到着したそうだ。予定時間は16時だった。


  天子ヶ岳途中のギンリョウソウ    天子ヶ岳のヨウラクツツジ(高橋さん) 天子ヶ岳のアシタカツツジ(有田さん)

 参加して下さったみなさん、ありがとうございました。富士山が見えてこその長者ヶ岳・天子ヶ岳企画でしたが、見事に晴れてくれました。温かく、雨にも降られず、稜線上では山野草にでも出会えました。下って休暇村富士での休憩時間も楽しかったです。休暇村富士でゆりさんとHさんの誕生日を知りました。誕生日、おめでとうございます。お二人にとって、次の年も元気で楽しい一年になることを祈念します。

 

・参加者:11名(申し込み13名、キャンセル2名)

・スタッフ:稲葉(幹事)、小野(班長)

・報告:文(稲葉)、写真(稲葉、小野、高橋貴美子、有田由里子、川原律子)