春を探して、日影沢から城山北東尾根を小仏城山へ
~2021年3月22日(月)~
城山山頂から西尾根に入ったところの桃の花 富士見茶屋入口のヒトリシズカ
【場所】高尾駅→路線バス→日影バス停~カツラ広場~日影沢~カツラ広場~(城山北東尾根)~小仏城山山頂~
(西尾根コース)~千木良バス停→路線バス→相模湖駅
天気予報では曇りであったが、高尾駅でバスを待つ間に、ぱらっと雨を感じた。しかし雨は直ぐに止んだ。高尾駅
から日影バス停へバスで移動した。今回は事前に連絡していたこともあり、1台増便が出た。日影バス停で下車。日
影バス停からカツラ広場へ移動する間、沢沿いにアブラチャンが花を咲かせていた。
カツラ広場で開会式を行った。コース説明、安全注意、特にコロナ対策をお願いした。2班に班分けをし、スター
ト。先ずは、20分間日影沢でハナネコノメ、ヨゴレネコノメ、コチャルメルソウ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、
ユリワサビなど春植物を観察。再び、カツラ広場へ戻り、アズマイチゲ、エイザンスミレなどを観察。又、渡渉地点
で、ヤマネコノメソウ、ヨゴレネコノメを観察し、渡渉。昨日の雨で少し沢の水は増えていた。渡った地点付近にタ
カオスミレ、ナガバノスミレサイシンが花を咲かせていた。
少し登ると、城山北東尾根の道標がついていた。日影林道の通行止めが長く続く中、こちらがメインルートになっ
ているようだ。先ずは446mの小ピークを目指す。途中、アオキ、ミヤマシキミ、ウグイスカグラなどが花を咲か
せていた。ウグイスカグラはウグイスが鳴く頃花を咲かせるので名がつけられたというが、丁度ウグイスの鳴き声が
聞こえてきた。途中、1回衣服の調整をするため、休憩を入れ、小ピークに到着。小ピークではオニシバリが花を咲
かせていた。又、京都八坂神社のオケラ参りで有名なオケラが残っていた。
城山山頂の稲葉班 城山山頂の久保班
次に、送電鉄塔を目指して、更に登った。途中、カンアオイ、カラスザンショウなどが見られた。送電鉄塔のと
ころで山並みの展望を楽しみながら休憩。近くにキブシが花を咲かせていた。更に登り、東京農工大同窓会記念林標識のと
ころに到着。ここでは休憩せず、更に登った。カンアオイが多くみられるところを通り、日影林道と出会い、小仏
城山山頂に予定の11時50分に到着した。少し霧雨が降っていたので、春美茶屋、城山茶屋に分散し、ソーシャ
ルディスタンスをとって、手の消毒をし、昼食をとった。又、トイレも済ませた。
次に、千木良バス停へ向け下山した。途中、地蔵さんがいくつか祀られていた。昨日の雨のせいか、ツチグリが
顔を出した。みんなで観察した。又、モミジイチゴ、アブラチャン、クロモジが花を咲かせていた。途中、展望台
で相模湖の展望楽しみ、休憩をとった。山神社殿にお参りし、千木良トイレ・富士見茶屋まで来ると、道は舗装さ
れ、平坦になった。雨が少し降り始めたので、千木良バス停まで5分間位であるが、傘を出し、さした。千木良バ
ス停からバスに乗車し、相模湖駅に14時頃到着した。相模湖駅で解散した。
緊急事態宣言明けの運動不足の中、参加して頂いた方に感謝。
【参加人数】一般13名
(申込者31名、取消18名、緊急事態宣言の延長に伴い実施日を変更して実施)
【FITスタッフ】久保(幹事)、稲葉、小野
【報告者】久保雅春
日影沢入口のコチャルメルソウ 城山北東尾根に取り付いてすぐのアオキ、雄花
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