ハプニングはあったが、岩場も楽しく、道探しも面白く、迷いかけたのも愛嬌
~9月29日(木)、小楢山ハイキング~
9月29日は、中央線塩山駅に8時30分集合とした。幹事は7時49分着で行ったが6名ほど同じ電車で来ておられた。残りの方々は8時12分着の電車だった。ジャンボタクシーを2台、8時半に頼んでおいたので、参加者の募集は16名としたのだが、1名欠員が出て参加者15名だった。スタッフは2名。幹事のわたしと班長のリカさんだった。
予定より早く8時30分にタクシーで出発した。焼山峠には9時10分着。トイレを済ませていただき、9時24分にスタートした。幹事班の7名が先頭、スタッフ班の8名が後続班だった。14時半には鼓川温泉に下山できると思っていたので、ジャンボタクシーには予約より早く14時45分に温泉に待機していただくことにした。この時間だと、塩山駅発15時29分発の「かいじ36号」に間に合うのだ。駐車場には車が1台も駐車していなかった。祝日の23日の下見の時には、10台以上駐車していた。
焼山峠から小楢山山頂までは標高差で200m程度で歩行時間で約1時間だ。負荷の軽いハイキングコースだ。歩き始めてすぐに、アキノキリンソウが登場する。標高のせいか、季節のせいか個体が小さい。それからハナイカリが次々と出てくる。みなさん歓声を上げていた。さらに歩くと、ヒヨドリバナが咲き終わっていた。2番手の方と話をしながら歩いた。
最近は常連さんばかりのハイキングが多く、毎回、ほとんどの方が同じだ。30分歩き、予定通り新道と旧道の分岐手前に着いて休憩とした。1年半振りに参加された方が、弾むように歩いていた。
小楢山山頂の富士山 山頂で和むみなさん 山頂で富士山を見る
休憩が終わり、下見で歩いた旧道を進んだ。はじめはわずかに登るがじきに緩やかになり、新道と合流する。するとなだらかな山道になり、どうやら山頂が近いことを知らせてくれる。そして東屋と道標が目に入り、広く緩やかで展望の良い山頂に着いた。富士山が頭と下を見せていたが中間には雲がかかっていた。しかし、下界もずっと先の山々も見えるし、大展望でみなさん、山頂標識と富士山を入れて写真を撮られていた。どなたかが言っておられたように、富士山というのは不思議な存在で見えれば、いつでもうれしくなる山だ。山頂には15分いて、ここで昼食を食べたいという方々もいたのだが、10時半前では少々早かった。10時40分に出発した。
一度緩く下って、少し登ると「大沢山の頭」に着く。狭い山頂だ。後ろを振り返るとナナカマドが23日よりきれいに赤く色づいていた。11時を回っていたので、少し下って広い場所で昼食にすることにした。わずか3分下るとなだらかな場所があるので、そこで30分休憩で昼食とした。実は、ここからの下りは15分ほど非常に踏み跡が不明瞭で迷いやすいところだ。それで23日の下見の経験から、幹事は昼食前に、ルートを探し、前回と別のコースを見つけた。少し下ると23日に歩いたコースと合流する。23日に歩いたコースがスマホの地図に掲載されているのだが。
昼食を済ませて、予定より早く出発したが、みなさんには下りはじめが急なので滑らないように注意した。そして不明瞭なコースを歩く時の注意をした。ここからしばらくは、後続班を姿を確認しながら進んだ。急な下りは踏み跡が明瞭で、23日のコースと合流してからはコースは不明瞭になる。後続の方々にも幹事の位置を確認していただきながら進んだ。ときどき待って、後続班の姿を確認した。不明瞭な山道は15分ほどで終わる。
稲葉班集合写真 小野班集合写真 小楢山から大沢山を目指す
12時半頃に林道に出て、林道の先の小ピークで休憩した。しばらく歩くと、差山(さすやま)手前の見返り岩の前に着く。この岩場はなかなか登りごたえがあるので、下見の結果、巻き道を歩くことにしていた。幹事班が全員巻き道を歩き、先の場所で休憩して見返り岩で写真を撮って戻って休憩したのだが、後続が来ない。さてはと思っていると、後続班は岩を鎖を頼りによじ登っていた。それを見て、ひとりの方が、岩場の手前に戻り最後尾を登り始めた。まあ、岩場で楽しんでいただけて良かった。結果的に長々と休憩して、少し先の差山を目指した。
差山には「富士見台」があり、23日の下見では富士見台でも富士山が見られたのだが、この日は残念ながら富士見台では富士山の展望なく、先に進んだ。差山から妙見山まではすぐだ。10分と少しで着いて、休憩をした。ここまで来ると約50分で温泉に着く。ここでタクシー会社に正確な到着時間を知らせることになっていたが、14時半頃に到着することがわかったので時間の変更はしなかった。
途中で最後の休憩することにしていた。途中、足がつりそうで68番を飲んだ方がいて、休憩することにした。そこから20分も歩けば鼓川温泉だ。ここで幹事がミスをしてしまった。正解はテープも見える少し不明瞭な道をまっすぐ下ればいいのだが、下を見ると山道が右に行っている、あれと思いながら、その山道を進むと右手側にずっと進んでいる。そこでスマホでチェックすると確かに23日のコースから外れて右に行っている。ここで戻ろうと思ったが、しっかりした山道なので、下に着けるだろうとそのまま進んだ。
見返り岩からの小楢山 見返り岩を登るリカさん 妙見山での休憩
先に進んで下りはじめ、やがて砂防ダムが見えてきた。そして一人先に進み、前を見ると動物用の柵が目に入り、「これはまずい」と思った。柵にはゲートがあるので問題はないが、時間がかかるとタクシーの予約時間に遅れてしまうのだ。戻ってみなさんと合流し、前方を見ると近くの民家の方がいたので手を振ると、近くにゲートがあると教えてくれた。柵まで下るとゲートがあったので、草付きを下り、ゲートを出て民家の前にたどり着いた。民家の方と話をして、それから温泉に向かった。温泉には後ろにいたはずのスタッフ班が先着しており、幹事班は14時半に到着。タクシーは14時半着だった。こちらも結果、オーライだった。参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
・参加者:15名(申し込み18名、キャンセル3名)
・スタッフ:幹事 稲葉、班長 小野
・報告:稲葉
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